第一回の研究会には、医師会会員約50名が集まりました。
年配の先生方にも、コンピューターに触れてみたい、
どんなものか、勉強してみたいという情熱がないわけではないことが分かりました。
第二回の会は、初心者コースとし、PFU社の協力を得て5台のコンピューターを用意しました。雨の中を、それでも25人が集まって来られて、熱心に見学されていました。
第三回は、業者から電子カルテとはどんなものかを実際にデモンストレーションしてもらいました。かなり良いものが出来ていますが、途中からデーターを入れる煩わしさ、トラブル発生時のバックアップ体制など、特にMacを使用するソフトの場合は心配された。
現在、この研究会は医師会内部のコンピューター委員会と合体し、ホームページを作成しました。
目的:
ヲここをクリックすると「在宅医療の現状と今後の展望について」の論文が開きます
第◇回在宅医療研究会発表会 |
演題☆未定 |
未 定 |
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●写真は、第四回在宅医療研究会、第一回公開シンポジウムのもの。
写真中は、大会会長の大道 久先生と代表世話人の神津 仁先生。
写真下は、熱心に討議する参加者。
目的:世田谷地域の、神経疾患に興味のある医師が集まり、懇談し、情報交換し、知識を高め、最終的には、世田谷地域の神経疾患患者さんが、生活圏を遠く離れた遠方の大学病院や総合病院へ行くことなく、良質の臨床神経学的診療がすぐに受けられるよう、地域の神経疾患治療の環境を整備することを目的とする。
対象:A 神経疾患の診療を専門とする医師(神経内科医、脳外科医、整形外科医、精神科医、
神経耳科医、神経眼科医、神経泌尿器科医、ペインクリニック医、小児神経科医、
リハビリ医)
B 神経疾患に興味のある専門外の医師
方法:1 座談会(世話人会)
2 講演会(原則としてクラブ会員Aによる)
3 研究発表会(対象医師から広く公募する)
4 症例検討会(原則として実際に症例を診察)
5 画像診断検討会(脳波、CT、MRI、筋電図)
目的:
1)世田谷地域の災害時の緊急医療体制を研究し、確立する。
現在行政主導で形ばかりのものがあるが、今回の神戸の震災でも分かるように、現状の備蓄は、あっと言う間に尽きてしまう医療体制しか出来ていない。これは、実際に現場で働くはずの医師によるシミュレーションがなされていないことによるのではないだろうか。
また、救急医療が、特殊な病院の、特殊な部分でのみ日夜行われていて、そのノウハウが災害時といった、医師であれば誰でもが関わらざるを得ない状況で活用されるように、体系化され、マニュアル化されていないことにもよる。こうしたバリアを取り除き、若手の医師が、常に臨戦体制がとれるような危機管理体制を確立しておくことが、非常に重要であると考えるものである。
目的:医学・医療と、医院(医業)経営とは本来別の概念である。しかし、実際には優良な医院経営があって、初めて余裕のあるより良い診療(地域医療)が可能なのである。昨今の金融事情や医療費抑制政策、さらに来るべき医師過剰時代を迎えて、医業として成り立つしっかりとした経営基盤が求められる。特にこれから地域に参入しようとする医師や、開業して間もない若い医師達にとっては重要なポイントである。本来なら、医師会にあるべき研究会だが、すでに医師としてのピークを過ぎて、経営を真剣に考える時期を過ぎてしまった年配の先生方が多い医師会には、こうした前向きの組織が育つ素地がないようである。ここでは、積極的に、医師の人生設計まで含めたいろいろの問題点を研究し、解決していこうと考えている。第二回を、12月27日に京王プラザにて「朝まで討論会」として行い、第三回は厚生省の若手医務官との交歓会を行った。
目的:医師であれば、漢方医学を学ばなくても、漢方処方は可能である。風邪に葛根湯、などと症状に合わせて処方をしているのが現状であるが、ある部分ではその処方が良く効いているのだ。古典的な中国医学を学ばなければ漢方処方をするべきでないという意見もあるが、人間も生活環境も薬の原料も、何百年前何千年前の地球環境と現代とは全く異なる状況であり、同じ処方が今でも同様に通用すると信じるのはあまり科学的でない。そこで、現代の我々が経験的・科学的にそうした「漢方処方」を研究し、西洋薬とあわせて、臨床の場で正しく用いることの出来るようにしたいと考えたのがこの研究会を始めた理由である。第一回をすでに中華料理店「マジックドラゴン」で行い、第二回を9月29日に「こまばエミナース」で「消化器系疾患に対する漢方処方」の研究を行った。第三回は「呼吸器系疾患に対する漢方処方」ということで、相川睦子先生に特別講演をお願いした。現在のところ第10回まで回を重ねている。
◆その研究の成果を小冊子にまとめましたので、希望の方は以下までご連絡下さい。